旅行の続きと、

etorofu2006-03-30

ニューオリンズのつづき

結局その後、クラブで少し踊ったり、黒尽くめの金髪ゴス系お姉ちゃんに物凄い求愛セクシーダンスをされてリアクションに困ったり、DJズに葉っぱを勧められて笑顔で交わしたりしつつ、歩いてやっぱり葉っぱのニオイのするホステルに帰りました。


翌日は街を散策です。ニューオリンズはnosさんの言ってた通り観光地が完全にハイプ化されているというか、いかにも観光地的なレストランや土産物屋があるのですが(日本の温泉地みたいな。)、住宅地はなかなか趣があります。ガーデン・ディストリクトというところを中心に2〜3時間ほど古い街並みや学校、教会なんかを見てまわりました。写真はその時に墓地を撮ったものです。カトリーナにしてもそうだけど土地柄洪水が多いので、棺おけが地上の墓石の中に入れられています(小屋のように見えるのがお墓です。)。


その後少し観光地の方に出てブラブラとしていたところ、何やらハードコアなTシャツ屋を発見。ゴス・インダストリアル系のセレクトがかなり充実しています。Ministryに始まり、BauhausやSwans、Throbbing Gristle、Christian Death、Current 93、FOETUS、NITZER EBBに至るまでかなりの品揃えで、ベビー服まで売っているという徹底ぶり。あんまりマイナーなの買ってもなあということで、KMFDM、Death in June、Neubautenの三枚を購入しました。カードで支払うときIDの提示を求められたので学生証を見せたところ、刺青をガンガン入れたお店のハードコアな兄貴が「へぇー、リスペクトフルなとこじゃん、ここエンジニアとかIT系、MBA強いよね、兄ちゃんエンジニア?」とかって学校への食いつきがやたらとよかったので、思わず「ピッツバーグ出身ですか?」って聞き返したら、「いや、オレ、学校・・・その、、す、好きなんだ。」と。 なあんだ、みんなやっぱり学校好きなんじゃん!黄昏暮れなずむニューオリンズの街角で僕の心も夕焼け色に・・(略)。
ともあれ、Death in Juneのバックプリントには"The guilty have no past"って書いてました。みんなメモっとけ!


買い物を終えて近くの広場でファイナンスの本を読んでいると、「ジャズで有名なニューオリンズが好きだから、そこに近いテキサス(やや遠い。)に留学中なんですっ。つーか、そのデューク・エリントンて誰?」というニュータイプな日本人の女の子に出くわし、結局その子も連れて例のカフェであったカップルとイベントに行くことに。はじめの方はジャズだったのが即興を交えていくうちにほとんどサルサに変わっていくというカッコイイ展開で僕は素直に楽しめました。もともとスペインの植民地だったということと地理的に南米に近いということが影響してるのでしょうか、割とラテン系の音楽をやるお店も多かったです。