ライブレポレポ@NYその2
Barr, Congs for Brums, Marc Ribot 's Ceramic Dog , and Xiu Xiu @ Mercury Lounge, NY Oct 12, 2006
うれしすぎるサプライズ!!Xiu Xiu目当てで行ったらなんと前座にMarc Ribot!!!! 全然調べてなかったよ。つーか絶対、彼をメインアクトに据えるべきでしょ。今回はCeramic Dogというバンド(Guitar, Bass & Drumsの3ピース)名義での出演だったのですが、これがまたまじでカッコよかった。惚れたよ、マークさん。ベースとドラムもすっごくよかったです。ドラムの人は実はMarc Ribotの前のアクトにドラムソロとして出てきたCongs for Brumsとかいう人で、「いいんだけど、こういう人にはやっぱりバンドで叩いてほしいなあ。」とか思ってたら、フツーにCeramic Dogでも 次のXiu Xiuでも叩いてましたw*1 (Marc Ribotも「働き者だねー、Show Biz界の鏡だ。」とか言ってたし。)。10分弱の曲を5、6曲やってくれたんだけど、どの曲も最高に良くって全くテンションが途切れることがなかった。男気あふれるソリッドな音なのにも関らず、全くマッチョな感じがしない彼のギタースタイルにはほんとに魅せられたし、インプロみたいな物凄い勢いの高揚感を持続させながらも、緻密に作りこまれた、練習しまくらないとできないようなバンドアンサンブルを見せつけられたときには、さすがに鳥肌が立ちました。ライブ中、僕はMarc Ribotの真ん前に陣取って、まるでギターキッズかのようにはしゃぎまくってしまいました(たぶん僕のせいで後ろの人見えなかったと思う。すみまてん。)。今も思い出すだけで興奮します。今年ベストどころか人生ベスト3には絶対入るとてつもないライブだったと思います。ライブ終了後、早速、握手しにいって「日本来る予定とかないんすかー!みんな待ってますよ!」って言ったら「今のところないんだよね。むしろ僕の方が(呼ばれるの)待ってるよ」だってさ。だれか絶対セッティングすべきですよ。
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Xiu Xiu。うーん、凄まじいライブの後にはさすがに厳しい目で観てしまったけど、ライブはチョットしょうもなかった。彼らの作品から発せられるあの緊張感は、生で体感すると何だか薄っぺらいもののように思えてしまいました。結局、ライブバンドじゃないのか、今回はたまたま調子が良くなかったのか、何かぼくがもう前のライブの余韻にひたってたからなのかw、理由は良くわからないけど、いい作品を作っていることは事実なので、もうちょっと見守ってみようかなと思います。個人的には第二のCureみたいな感じでがんばって欲しいと思ってます。
Marc Ribotのライブの後、僕はけっこう興奮してて、周りの知らない人達に「いやー、まじやばいね!この後だとXiu Xiuもやりにくいよね!」とかって言ってたんですが、「ん、つーか、あの人、誰だったの?キャリア長そうだけど。」みたいな感じでした。氏ね。芯だほうがいい。Xiu Xiuファン全員誌んだらいい。
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*1:Ceramic Dogの正式メンバーのようです。