ヲッチド・ヲッチメン
ウォッチメン見ますた。
んー、普通に受動的にエンタメ作品として鑑賞するとしんどいだけかなと思いますが、はじめから『悪い冗談』くらいの感じで引いて観れればそこそこ楽しめる作品かと思いました。もともと連載ものというか12くらいの章に分かれてる作品なせいか(よね?)、それを無理やり一つの映画に押し込んだことによるストーリーテリングのぎこちなさみたいなのがやっぱり出てて、およそ3時間の上映時間中、集中力を維持するのはほんとに至難の業でした。ただ原作コミック(未読)の再現性はコマ割りからしてマニア級らしく、監督のザック・スナイダーがエンタメ路線を捨ててここまで忠実な再現にこだわった理由とかまで深読みできるような原作ファンにはいいのかと思います。正直、事前にWikiで軽くチェックしたくらいの僕の目からは『このくらいのストーリー/メッセージならエンタメとして両立させても良かったんじゃないの、、。』てのが鑑賞直後の感想でしたが、いろいろ反芻してみると冗長な感がするといっても、個々のキャラの経験とその後のそれぞれの方向性の変化を描く過程はこの映画に不可欠だし、まあしょうがないか、、という感じです。引いて観るという意味でも時間とお金と根気が許せば2回目以降の方が楽しんで観れる映画だと思う。あ、あとテレビシリーズとかアニメでやるといいかも。
この監督ならぼくは前作『300』の方が映像も含めて好きです。
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読了。
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